官公庁施設公共建築工事標準仕様書機械設備工事編
のうちから、ダクトの抜粋1

 

俗に言う国土交通省(建設省)仕様から、発展した、国土交通省が公開する
官公庁施設公共建築工事標準仕様書のうち、ダクトに関連する部分の抜粋です
2004.4.1掲載のものです。赤字は注目すべき変更箇所です(今回の変更とは限りません)
主観的な感想も入っていますので、正式には下記を参照してください。正確性に責任はもてません。
http://www.mlit.go.jp/gobuild/kijun/touitukijyun/hyoujyun_siyousyo_s.htm

 

機械設備工事編より(抄)
第3編 空気調和設備工事
第2章 施工
第2節 ダクトの製作及び取付け

2.2.1 一般事項

(a)空調及び換気用のダクトは、亜鉛鉄板製とし、特記がなければ低圧ダクトとする。

なお、長方形ダクトは、アングルフランジ工法又はコーナーボルト工法とし、適用は特記とする。

(1)ダクトは、空気の通風抵抗及び漏れ量を少なくし、騒音及び振動が少なく、かつ、ダクトの内外差圧により変形を起さない構造とする。

(2)長方形ダクトの縦横比は、原則として4以下とする

(3)ダクトの湾曲部の内側半径は、スパイラルダクト及びフレキシブルダクトの場合はその半径以上、長方形ダクトの場合は半径方向の幅の1/2以上とする。ただし、やむを得ず上記の寸法がとれないときは、必要に応じて案内羽根を設ける。

(4)ダクトの断面を変形させるときは、その傾斜角度は、拡大部は15°以下、縮小部は30°以下とする
  ただし、ダクト途中にコイル、フィルター等が取り付けられる場合は、拡大部は30°以下、縮小部は
  45°以下とし、やむを得ず傾斜角度を超える場合は、整流板を設ける。
(5)厨房、浴室等の多湿箇所のは排気ダクトは、標準図(シールの施工例(一)、シールの施工例(二))の
  Nシール+Aシール+Bシールとし、特記により水抜き管を設ける。
(6)ダクトの板の継目の形状等は、標準図(ダクトの継手、継目及び分岐方法)による

(b)排煙ダクトは、特記がなければ亜鉛鉄板製とする。

(c)建築基準法施工例第112条第16項に規定する準耐火構造の防火区画を貫通するダクトは、
  その隙間をモルタル又はロックウール保温材で埋める。
   なお、その貫通部に保温を施す場合は、ロックウール保温材を使用する。

2.2.2 アングルフランジ工法ダクト

2.2.2.1 板の継目

(1)ダクトのかどの継目は、2箇所以上とし、ただし、長辺が750mm以下の場合は1箇所以上とし、ピッツバーグはぜ又はボタンパンチスナップはぜとする。

(2)流れに直角方向の継目は、流れ方向に内部甲はぜ継とし、同一面においてピッチ900mm以上で、
  側面の継目から300mm以上離す。

(3)流れ方向の継目は、標準の板で板取りできないものに限り、内部甲はぜ継ぎとすることができる。

2.2.2.2 ダクトの板厚

低圧ダクト、高圧1ダクト及び高圧2ダクトの板厚は、表3.2.2及び表3.2.3による。

なお、ダクトの両端寸法が異なる場合の板厚は、その最大寸法側の板厚を適用させる。

 

表3.2.2 低圧ダクト    単位mm

 

 

ダクトの長辺

 

適用表示厚さ
450以下

 

0.5
450を超え 750以下

 

0.6
750を超え 1,500以下

 

0.8
1,500を超え 2,200以下

 

1.0
2,200を超えるもの

 

1.2

 

 

表3.2.3 高圧1及び高圧2ダクトの板厚    単位mm

 

 

ダクトの長辺

 

適用表示厚さ
450以下

 

0.8
450を超え 1,200以下

 

1.0
1,200を超えるもの

 

1.2

 

2.2.2.3 ダクトの接続

(1)ダクトの接続は、表3.2.4による接合用材料により行う。

(2)フランジは、四隅を外面溶接し、フランジ接触面が平滑となるように組み立て、必要な穴開け加工を施す。

(3)フランジの接合には、フランジ幅と同一のフランジ用ガスケットを使用し、ボルト及びナットで気密に締め付ける。

(4)フランジ取付け方法はリベットに替えてスポット溶接としてもよい また、間隔は、リベットの間隔による。

(5)フランジ部のダクト端折り返しは5mm以上とする
(6)シールの方法は、標準図(シールの施工例(一)、シールの施工例(二))による。

 

表3.2.4 接合用材料    単位mm

 

 

 

ダクトの長辺
接合用フランジ フランジ取付用リベット

 

接合用ボルト
山形鋼寸法 最大間隔 最小呼び径 リベット最大間隔

 

ねじの最小呼び径

 

最大間隔
コーナー 中央
750以下 25x25x3 1,820 4.5 65 M8 100 100
750を超え1,500以下 30x30x3 1,820 4.5 65 M8 100 100
1,500を超え2,200以下 40x40x3 1,820 4.5 65 M8 100 100
2,200を超えるもの 40x40x5 1,820 4.5 65 M8 100 100

 

 

注:接合用ボルト最大間隔の中央とは、コーナー以外の場所とする。

 

2.2.2.4 ダクトの補強

(1)表3.2.5及び表3.2.6による形鋼補強とし、補強形鋼の製作及び加工は、2.2.2.3「ダクトの接続」の接続に準ずる。山形鋼取付け方法は、リベットに替えてスポット溶接としてもよい。また、間隔はリベットの間隔による。 なお、施工要領は、標準図(ダクトの継手、継目及び分岐方法)による。

表3.2.5 ダクトの横方向の補強  単位mm

 

 

ダクトの長辺
山形鋼寸法 最大間隔

 

山形鋼取付用リベット
最小呼び径 リベットの最大間隔
 (250を超え、750以下) 25x25x3 925 4.5 100
 750を超え、1,500以下 30x30x3 925 4.5 100
1,500を超え、2,200以下 40x40x3 925 4.5 100
2,200を超えるもの 40x40x5 925 4.5 100

 

 

注:( )内は低圧ダクトには適用しない。

 

表3.2.6 ダクトの縦方向の補強  単位mm

 

 

ダクトの長辺
山形鋼寸法

 

取付箇所

 

山形鋼取付用リベット
最小呼び径 リベットの最大間隔
1,500を超え2,200以下 40x40x3 中央に1箇所 4.5 100
2,200を超えるもの 40x40x5 中央に2箇所 4.5 100

注 高圧1及び高圧2ダクトの場合、1,500を1,200に読み替える。

 

(2)幅又は高さが450mmを超える保温を施さないダクトには、間隔300mm以下のピッチで補強リブを入れる。

2.2.2.5 ダクトの吊り及び支持

(1)横走りダクトの吊りは棒鋼吊り(棒鋼を転造ねじ加工した「吊り用ボルト」を含む)とし、その吊り間隔は3,640mm以下とする。

なお、横走りダクトの吊り金物は、表3.2.7によるものとし、振動の伝播を防ぐ必要のある場合は防振材を取り付ける。

吊り金物の形鋼の長さは、接合用フランジの横幅と同じ寸法とする。

(2)横走り主ダクトには、標準図(ダクトの棒鋼吊り・型鋼振れ止め支持要領)による形鋼振れ止め支持を行うものとし、その取付間隔は12m以下とする。

なお、壁貫通等で振れを防止できるものは貫通部と棒鋼吊り(棒鋼を転造ねじ加工した「吊り用ボルト」を含む)をもって形鋼振れ止め支持とみなしてよい。

(3)立てダクトには、標準図(ダクトの棒鋼吊り・型鋼振れ止め支持要領)による形鋼振れ止め支持を行うものとし、各階1箇所以上支持する。

なお、立てダクトの支持金物は、表3.2.7によるものとし、振動伝播を防ぐ必要のある場合は防振材を取り付ける。

表3.2.7 ダクトの吊り金物及び支持金物  単位mm

 

ダクトの長辺 棒鋼吊り金物
山形鋼寸法 棒鋼
750以下 25x25x3 呼び径 M10又は9
750を超え1,500以下 30x30x3 呼び径 M10又は9
1,500を超え2,200以下 40x40x3 呼び径 M10又は9
2,200を超えるもの 40x40x5 呼び径 M10又は9

 

 

注:ダクトの周長が3,000mmを超える場合の棒鋼・吊り用ボルトの呼び径は、強度を確認のうえ選定する。

 

2.2.3コーナーボルト工法ダクト

2.2.3.1 適用範囲

(1)コーナーボルト工法ダクトは、共板フランジ工法又はスライドオンフランジ工法による
長方形ダクトとし、適用は特記による。

(2)コーナーボルト工法ダクトは、長辺の長さ1,500mm以下のダクトに適用する。

2.2.3.2 板の継目

2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)の当該事項による。

2.2.3.3 ダクトの板厚

2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)の当該事項による。

2.2.3.4 ダクトの接続

(1)共板フランジ工法ダクトの接合は、表3.2.8、スライドオンフランジ工法ダクトの接合は
表3.2.9による。

表3.2.8 共板フランジ工法ダクトの接合方法 (単位mm)

 

ダクトの長辺
フランジ最小寸法 コーナー金具
板厚
フランジ押さえ
金具厚さ
高さ
 450以下 低圧ダクト 30 9.5 1.2 1.0
 450を超え、750以下 低圧ダクト 30 9.5 1.2 1.0
 750を超え、1,200以下 低圧ダクト 30 9.5 1.2 1.0
1,200を超え、1,500以下 低圧ダクト 30 9.5 1.6 1.0

(ついに2004.4.1、コーナー金具は1.6でないといけないことになりました)

注1、フランジの板厚は、ダクトの板厚と同じとする。
_2、フランジ押さえ金具の再使用は禁止する。
_3、コーナー金具、フランジ押さえ金具は、最小寸法とする。
_4、フランジ押さえ金具の長さは、150mm以上とする。

表3.2.9 スライドオンフランジ工法ダクトの接合方法 (単位mm)

 

ダクトの長辺
フランジ最小寸法 コーナー金具
高さ 板厚 板厚 ボルト呼び径
 450以下 低圧ダクト 19 0.6 2.0 M8
 450を超え、750以下 低圧ダクト 20 0.9 2.3 M8
 750を超え、1,500以下 低圧ダクト 20 0.9 2.3 M8

注1、コーナー金具、フランジ押さえ金具は、最小寸法とする。
_2、フランジ金具押さえの厚さは、4.0mm以上とする。

(2)フランジ押さえ金具、コーナー金具は、亜鉛鉄板製とする。
(3)フランジ押さえ金具の取り付け寸法は、標準図(コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例(一)、コーナーボルト工法ダクトのフランジ施工例(二))による。
(4)フランジの最大間隔は、表3.2.10による。
(5)シールの方法は、標準図(シールの施工例(一)、シールの施工例(二))による。

表3.2.10 フランジの最大間隔  (単位mm)

 

ダクトの工法 最大間隔
共板フランジ工法 1,750
スライドオンフランジ工法 1,840

 

2.2.3.5 ダクトの補強

(1)補強は表3.2.11 により、施工要領は標準図(ダクトの継手、継目及び分岐方法)による。

表3.2.11 (コーナーボルト工法の)ダクトの横方向の補強 (単位mm)
ダクトの長辺 補強材寸法 最大間隔
450を超え、 750以下 25 x 25 x 3 1,840
750を超え、1,500以下 30 x 30 x 3 925

(2)幅又は高さが450mmを超える保温を施さないダクトには、間隔300mm以下のピッチで補強リブを入れる。

2.2.3.6 ダクトの吊り及び支持

2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)の当該事項による。ただし、横走りダクトの
吊り間隔は、スライドオンフランジ工法ダクトは3,000mm以下とし、共板フランジ工法
ダクトは2,000mm以下とする。
 なお、中央及び各階機械室室内は、長辺が450mm以下の横走りダクトの
吊り間隔は、2,000mm以下とする。

 

 

官公庁施設公共建築工事標準仕様書機械設備工事編
のうちから、ダクトの抜粋2

 

2.2.4 スパイラルダクト

2.2.4.1 ダクトの接続

接続は、差込み接合又はフランジ接合とし、次による。
(イ)差込み接合は継手の外面にシール材を塗布して直管に差込み、片側2本以上
(呼称寸法150mmを超える場合は、片側3本以上)の鋼製ビスで周囲を
接合したうえ、継目をダクト用テープで二重に巻いて行う
(ロ)フランジ接合は、表3.2.12による接合フランジを用いて行う。
フランジは、1箇所を外面溶接し、フランジ接触面が平滑となるように
組立て、必要な加工を施したものか又はフランジ用カラーを用いる場合、フランジ用カラーは
つば部外径が差込部外径より15mm以上大きなもので、板厚は接続するダクトよりも1番手厚く
長さ100mm以上とし、フランジ用カラーとダクトの接続は、(イ)とする。

なお、フランジ幅と同一のフランジ用ガスケットを使用し、ボルト及びナットで気密に締め付ける。

表3.2.12 接合用材料 (単位mm)

 

呼称寸法

 

接合用フランジ

 

フランジ取付用リベット

 

接合用ボルト
山形鋼寸法 最大間隔 呼び径 リベットの間隔

 

ねじの
呼び径

 

ボルト
の間隔
 710以下 25x25x3 4,000 4.5 65 M8 100
 710を超え1,000以下 30x30x3 4,000 4.5 65 M8 100
1,000を超え1,250以下 40x40x3 4,000 4.5 65 M8 100

2.2.4.2 ダクトの吊り及び支持

(1)横走りダクトの吊りは棒鋼吊り(棒鋼を転造ねじ加工した「吊り用ボルト」を含む)とし、その吊り間隔は4,000mm以下とする。

なお、横走りダクトの吊り金物は、表3.2.13による。また、小口径(呼称寸法300φ以下)
の場合の吊り金物は厚さ0.6mmの亜鉛鉄板を帯鉄状に加工したもの
(注:応用バンド0.8なら完璧です今後0.6が出てくるでしょうか?従来0.7でした。)
を使用しても良い。ただし、これを使用する場合は要所に振れ止めを行う。
 振動の伝播を防ぐ必要のある場合は防振材を取り付ける。

(2)横走り主ダクトには、標準図(ダクトの棒鋼吊り・型鋼振れ止め支持要領)に準ずる形鋼振れ止め支持を行うものとし、その取付間隔は12m以下とする。

なお、壁貫通等で振れを防止できるものは貫通部と棒鋼吊り(棒鋼を転造ねじ加工した「吊り用ボルト」を含む)をもって形鋼振れ止め支持とみなしてよい。

(3)立てダクトには形鋼振れ止め支持を行うものとし、各階1箇所以上支持する。

なお、立てダクトの支持金物は、表3.2.11によるものとし、振動の伝播を防ぐ必要のある場合は防振材を取り付ける。

表3.2.13 ダクトの吊り金物  単位mm

 

呼称寸法 棒鋼吊り金物
平鋼 棒鋼
 750以下 25x3 呼び径 M10又は9
 750を超え、1,000以下 30x3 呼び径 M10又は9
1,000を超え、1,250以下 40x3 呼び径 M10又は9

注 ダクトの呼称寸法が1,000mmを超える場合の棒鋼呼び径は、
強度を確認の上選定する。(注:4分にしろよ、ってことね)

 

 

注:この3.2.13表に、型鋼振れ止め支持金物の表がありました(今回消えました)ですから、(2)にあるスパイラルの振れ止めはいったいどうすればいいのでしょうか?

それと、平鋼で吊るとして、この表は、呼び1000を超えた場合=1050φ以上の吊りの鉢巻が、40x3って意味に取れます。実際にこんな平鋼はないのです。38x3が普通ですので、厳格に守るとこの場合44x3か50x3が必要になります。どうしましょう?

 

2.2.5 フレキシブルダクト

フレキシブルダクトは、有効断面を損なわないように取り付ける。

2.2.6 排煙ダクト

(a)亜鉛鉄板製の場合は、次による。
(1)長方形ダクトの場合の板厚その他は、2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)の
高圧1及び高圧2ダクトの項を適用する。ただし、ダクトのかどの継目はピッツバーグはぜ
とする。

(2)円形ダクトの場合の板厚その他は、表3.2.14から表3.2.17による。
なお、板の継目は内部甲はぜ継ぎとする。

(3)ダクトと排煙機との接続は、フランジ接合とする。  (表省略)

(b)普通鋼板製の場合(注:黒板)次によるほか、2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)
及び上記(a)による。

(1)板厚は1.6mm以上とする。
(2)板の継目は溶接とする。
(3)ダクトの接続は、接合フランジ山型鋼(40x40x5)によるものとし、
その最大間隔は3,640mmとする。
(4)ダクトの補強及び支持金物は、山形鋼(40x40x5)によるものとし、
その取付間隔は1,820mm以下とする。
(5)接合フランジ及び補強型鋼の取り付けは、溶接としてもよい。
(6)ダクトと排煙機との接合は、フランジ接合とする。

(c)排煙ダクトは、地震その他の衝撃により脱落を起こさないように、
堅固に取り付ける。
なお、壁貫通部等で振れを防止できるものは、貫通部と棒鋼吊り(棒鋼を転造ねじ加工した「吊り用ボルト」を含む)をもって
型鋼振れ止め支持とみなしてよい。

(d)排煙ダクトは、木材その他の可燃物から150mm以上離して設ける。

2.2.7 ダクト付属品

2.2.7.1 チャンバー

製作及び取付けは、2.2.2(アングルフランジ工法ダクト)の当該事項に
よるものとし、特記により第2編3.1.4(空気調和設備工事の保温)の消音内貼を
施す。

2.2.7.2 排気フード

フードの吊り金物は、四隅に設け、吊り間隔を1,500mm以下とする。

2.2.7.6 風量測定口(省略)

第3節 制気口、ダンパー

2.3.1ガラリ

建物に雨仕舞良く堅固に取り付け、その間隙はモルタル等で気密にする。

2.3.2 吹出口 吸込口 及び排煙口

ダクトその他の荷重がかからないようにダクト又は壁に固定し、取り付ける。
(1)排煙口は、可動パネルが経年により融着することがなく、かつ排煙時の
温度上昇により粘着しないガスケットを使用し、確実堅固に取りつける。

(2)手動操作装置の操作部(操作箱)は見やすく、操作の容易な位置で
床面より800mm以上、1,500mm以下の高さに設ける。

2.3.3 ダンパー

可動羽根が容易に調整できるようにして、ダクト等に気密に取りつける。
防火ダンパー及び防煙ダンパーは防火区画等の壁又は床に近く火災時に
脱落しないように、主要構造部に標準図(施工38)に従い取りつける。

2.3.4 定風量ユニット 変風量ユニット

ダクトに気密に取り付け、必要に応じ吊り又は支持を行う。
なお、風速センサータイプの場合は、ユニット上流側にダクト径の
4倍程度の直管部設ける、

以上、第3編空気調和設備工事終わり